今、日本の繁盛しているラーメン店で提供されているスープは非常に複雑で、そのレシピや製法はお店ごとに異なり、無論門外不出で、インターネット上に公開されているような単純なレシピではありません。そのような複雑で味の整え方が難しいプロのラーメンスープの製法を、大和製作所のラーメン学校ではどのようにして生徒さんに教えているのか、今回は動画を交えてご紹介したいと思います。
スープを構成する材料から、基本的なスープの成分などを授業で覚えた後、いきなりスープ作りに移っていきます。右も左もわからない生徒さんがなぜしっかりとしたプロのスープの製法を作れるようになるのか?それは大和ラーメン学校・うどん学校・そば学校でも採用されている「デジタルクッキング」で学ぶ為です。
・デジタルクッキングとは?
スープのレシピはもちろん、調理中に施す作業の一つ一つを「数字」で覚えます。自分だけの理想のスープが出来上がるまで、1g、1mm、1℃、1秒など様々な部分で数字が飛び交う授業になるのです。それをメモにとっておくと、いつでもその味が再現できます。